第55回岩手県立病院医学会総会は盛会にて終了いたしました。ありがとうございました。

 

 

 

 第55回岩手県立病院医学会 総会長挨拶

 総会長 佐藤 耕一郎(岩手県立磐井病院 院長)

 

第55回岩手県立病院医学会総会開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

今回、第55回岩手県立病院医学会総会を2023年9月10日(日)に副総会長の稲冨浩先生(南光病院)、佐藤一先生(千厩病院)、杉山照幸先生(大東病院)(あいうえお順)とともに、テーマを『未来の県立病院をより良くするために』とし、ベリーノホテル一関で開催させていただきます。

 新型コロナは5月8日より5類に引き下げとなりますが、ウイルスの性格が変わるわけはなく、開催時期の感染状況を予想することは非常に困難となるため、大きな波が来ていても開催ができるようにハイブリッド開催にすることといたしました。

 特別講演は、弁護士の井上清成先生に『患者、その家族に訴えられないためには、医師として法律的に何に気を付けるべきか(仮題)』をお願いしてあります。医師の一生に関わる重要な問題ですので、是非拝聴をお願いいたします。

 総会長講演は「運命に導かれた私の県立病院の歴史」と題しましたように、最初は県立病院に就職するはずではなかった自分が、数奇な運命に導かれるように県立病院に2度就職し、現在に至った経緯をエピソードも含めてお話ししたいと思います。

 シンポジウムは、かつてマッチ率の上位に君臨していた岩手県が、R3年度初期研修医マッチ率最下位となったことを踏まえ、岩手の臨床研修を立て直しにはどうしたらよいかを各病院の研修医を含めて話し合いたいという動機から、『R3年度マッチング率最下位となった岩手の臨床研修の立て直しはいかにすべきか』にいたしました。シンポジストは、研修医と臨床研修に関わっている指導医から選出し、会場の皆さんを交えて、参加者全員で解決方法を探ってゆきたいと考えております。

 現在のところ、9月9日(土)の前夜祭、ゴルフも4年ぶりに開催する予定です。実際はコロナの感染状況次第ということにはなりそうですが、前夜祭を含めました医学会総会にできるだけ多くの方々のお越し、あるいはWEBでの参加をお待ちいたしております。運営の方は、担当職員全員が全力で努力する所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。